構造
- 算数棒は、長さが異なる10本の棒で構成されています。
- 各棒は1から10までの長さを持ち、長さに応じて色分けされています。一般的には、赤と青の2色が交互に塗られています。
目的
- 数の概念を視覚的に理解する。
- 基本的な算数の操作(足し算、引き算、乗算、除算)を具体的に示す。
- 数の大小関係や順序を理解する。

算数棒のねらい
①数の集合体が量であることを理解する
角棒の長さと数字の大きさは比例しているため、数量の違いを認識しながら、数の集合体が量である事を理解します。
②数の名称(数詞)を覚える
算数棒を数えながら、数詞を覚えます。指を動かす事で、名称を覚えやすくなります。
説明
数学の概念を直感的に理解するために使用される教材です。これらの棒は一般的に木製で、異なる長さと色を持っています。モンテッソーリ教育では、これらの算数棒を使って基本的な数学的概念を視覚的に示し、子どもたちが自発的に学習するのを促します。算数棒は、数値の概念、足し算、引き算、乗算、除算などの数学的操作を学ぶための多目的なツールとして使われます。例えば、子どもたちは棒を並べて長さを比較し、異なる長さの棒を組み合わせて足し算や引き算を行います。また、異なる色の棒を使ってパターンを作ることもできます。この教材は、子どもたちが数学的な概念を直感的に理解しやすくするだけでなく、抽象的な数学的アイデアを具体的な操作に関連付けるのに役立ちます。
また、算数教育は4歳以降から始まるのが一般的なので、4歳以降を目安としてみてください。
※子供には個人差があるため、成長を見ながら、取り組んでみてください。

教育的効果
- 視覚的理解 具体的な棒を使って数を視覚化することで、抽象的な数学的概念を直感的に理解します。
- 操作的理解 子どもが実際に手を使って棒を操作することで、数の操作や計算の概念を身体的に体験します。
- 順序と論理 数の順序や大小関係を物理的に確認することで、論理的な思考を育てます。
モンテッソーリの算数棒は、子どもたちが楽しく学びながら数学的な基礎を築くのに非常に効果的なツールです。
↑の動画ではモンテッソーリ、算数棒のわかりやすい説明がされています。実際に使用しているところも一つ一つ説明しているので説明プラス映像でさらに分かりやすいと思います。
まとめ
算数棒は算数教育の第一歩となる重要な教具です。ブロックみたいのなので楽しくできます。そして何より実物を使うことによって数量を体感する事ができます!このように計算するだけではなく体感することができるのも良い点です。
※参考
https://montessori-room.com/age4-number-rods チャットgpt
↑こちらの2つを参考にして作成しました。
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